住宅購入時のインテリアを成功させるポイントと注意点
(画像=norinori303/stock.adobe.com)

住宅を建てる際、外壁や間取りなどについてはハウスメーカーもしくは建築会社と相談してある程度決めていきますが、インテリアについては基本的に自分で決める必要があります。自分が思い描いたインテリアにならなければ、住みやすい家とはいえません。インテリアを考えるうえで大切なことや注意したい点とはどのようなことなのでしょうか。

目次

  1. インテリアの意味 
  2. どのような雰囲気にしたいのかを考える
    1. 雰囲気と目的に合わせて照明を選ぶ
    2. どのような色にするか
    3. 収納スペースもインテリアのポイント
  3. よくあるインテリアの失敗例
    1. 家具だけを見て購入してしまった
    2. さまざまな色を取り込みすぎる
  4. インテリアを成功させるためのコツ
    1. 家具の購入
    2. 配色
  5. 事前の調査が成功を左右する

インテリアの意味 

まずは、インテリアとは何か、その意味を確認していきましょう。インテリアとは家のなかのもの、つまり壁紙や家具などといった家のなかを装飾するもので、具体的にはカーテンやラグ、家具や照明器具などがあてはまります。

ちなみにインテリアと対照的な意味で使われるのがエクステリアです。エクステリアとは、建物の外観や庭など、基本的に家の外側にあるものを指します。例えば、門扉やカーポート、塀や庭の構成などが含まれます。

どのような雰囲気にしたいのかを考える

インテリアを考えるうえで大切なことは、その部屋をどのような雰囲気にしたいのかを考えることです。リビングであれば「家族がくつろげる雰囲気」にしたいと考える方が一般的でしょう。またダイニングであれば、「温かみがあり、気持ちよく食事ができる雰囲気」とイメージされてもいいでしょう。

浴室や寝室においては「リラックスできる空間」作りが大切ですし、子ども部屋となると「勉強が集中できそうな雰囲気」を考えるなど、家族構成やその部屋を利用する人の性格などを考慮しながら、雰囲気を決めていくことが大切です。

雰囲気と目的に合わせて照明を選ぶ

くつろぎの空間を作るために欠かせないのが「照明」です。照明の色、光色には「昼白色」「昼光色」「電球色」があります。「昼白色」「昼光色」は爽やかな白色で、電球色は温かみのある暖色になります。

照明の種類 昼白色 昼光色 電球色
色の特徴 自然な白色 青白い色 温かみのある色
特徴 どんな部屋にも合う 細かい箇所がよく見え、集中力が高まる 落ち着きがあり、目が疲れにくい
向いている部屋 リビング 書斎、勉強部屋 ダイニング、寝室

共働き世帯などで昼間は自宅にはいないことから、リビングの使用が夕方から夜にかけてであれば、その日の疲れを癒す電球色を取り入れてもいいでしょう。常に誰か家にいる状態であれば、照明の色は昼白色にすることをおすすめします。

最近ではテレワークによって自宅で仕事を行う人も多いことでしょう。もし書斎があれば、集中力が高まる昼光色がおすすめです。また、子どもの部屋にも昼光色が向いています。

どのような色にするか

色もお部屋の雰囲気を作る大事な要素となります。例えば、壁紙が白を基調としたものであれば、ソファーなどは、ブラックやネイビーなどの濃い目の色にするなどで調和を保つことができます。

「部屋の色を統一させたい」と考え、白一色や黒一色にしようとすることはあまりおすすめしません。色を統一させてしまうと、生活感がなくなりリラックスできないからです。

部屋の色は大きなものは、白か黒といったように2色、多くて3色程度に分け、その他の小物にさまざまな色を取り入れてアクセントをつけてみましょう。小物は季節によって変えることもできることから、何色か揃えて季節ごとに変えてみてもいいでしょう。

収納スペースもインテリアのポイント

収納には「隠す収納」と「見せる収納」があります。隠す収納は、生活感が出やすいもの(例えば掃除道具など)を収納する際に利用しますが、出しっぱなしにならないように、収納場所を決め、「使ったら必ず元の位置に戻す」ようにしましょう。

また、玄関で出し入れができるもの(例えば上着など)は、玄関口に専用の収納スペースを作り、そこに置いておくことで不必要に室内に持って入ることを防ぐことができます。

「見せる収納」とは、インテリア小物などをオブジェ替わりとして飾っておくことをいいます。見せ方によっては、おしゃれな雰囲気を作ることができます。その際のポイントはあまり物を置かないことです。適度な感覚を空けて置くことでスッキリとしたイメージを出すことができるほか、インテリアとして映えるだけでなく掃除の際にも楽になります。

よくあるインテリアの失敗例

それでは、インテリアの失敗例にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

家具だけを見て購入してしまった

リビングに設置するソファーを購入するために店舗に行き、座り心地も良かったしサイズ感も手ごろだったため購入するということはよくある話です。ただ、店舗で見た雰囲気と、実際に室内に置いた雰囲気は全く異なることも覚えておきましょう。

大概の家具のショールームの天井は一般的な住宅よりも高く、そうしたショールームで見ると非常にバランスが取れているように見えるかもしれません。むしろ小さく見えることすらあります。しかし、実際に部屋のなかに設置してみるとサイズが大きく、生活動線に入り歩きにくい、邪魔になるという結果になることが多々あります。

さまざまな色を取り込みすぎる

先ほど部屋の色を統一させないようお伝えしましたが、色が多すぎるのも問題です。色を取り込むことはいいことなのですが、その系統を合わせないと、色を統一させた場合と同様に落ち着かない部屋になってしまいます。

インテリアを成功させるためのコツ

それでは、失敗例からインテリアを成功させるためにはどのような点に注意しておく必要があるのかを考えていきましょう。

家具の購入

家具を購入する際には、事前に設置するスペースをメジャーなどで計り、店舗では家具のサイズをしっかり確認しましょう。通信販売で購入するにしても忘れずにサイズの確認を行ってください。

気に入ったデザインのダイニングテーブルを見つけて購入したとしても、大きすぎて生活動線の邪魔をするようではインテリアとして良質なものとはいえません。実際に使ったときの状態を考えて購入することが大切です。

クッションやインテリア小物と異なり、ソファーやダイニングテーブル、テレビボードなどは頻繁に買い替えるものではありません。奇抜なデザインのものを購入し、将来後悔するといったことも起こりえます。最低でも10年は使うことを考え、親しみやすいデザインのものを選択するといいでしょう。

配色

一般的にインテリアで利用する配色は3色までといわれています。ベースとなる色、そしてメインとなる色、最後にアクセントとなる色を決め、アクセントとなる色の割合は全体の5%にとどめておくとよいでしょう。

事前の調査が成功を左右する

すでにお気づきかもしれませんが、インテリアの成功は事前の調査が大きく左右します。雑誌などで情報を得てもいいですし、モデルルームを見学したり、インテリアショップや家具のショールームなどで実際に自分の目で見て、自宅に置いても違和感がないか、サイズに問題がないかを確認しましょう。

どうしても判断がつかない場合や自信がない場合は、インテリアコーディネーターなどに相談してもいいでしょう。その際には予算についてもしっかりと伝え、予算にあったものを選んでもらうようにしてください。

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